中央アジアの広大な草原に白馬が凛として立つ姿を、カザフスタンの勇壮さの象徴としてとらえ、唐草文様で装飾しました。大きな太陽により自然の恵みを表し、草原に描かれた彩色は、緑がカザフスタンステップ、赤茶はむき出しの地層、金茶は砂漠、青は湖をイメージしています。アスタナ万博のシンボルから連想した風車と、寒冷地に降る雪の結晶と重ねました。
ゴブラン織りの技法を用い、今回初めて挑戦した袋帯です。国花チューリップのリースが可憐でカザフスタンブルーが美しい作品です。